
(ストーリー)
大分県国東半島の猪群山にある謎の巨大ストーンサークル。いにしえの昔より地元の人たちに「おみせん」として崇め奉られている、女人禁制の聖域である。卑弥呼の墓説やゾロアスター教の聖地説などもある謎の遺跡である。
そんな猪群山ストーンサークルを紹介する番組を制作することになった須佐哲也アナウンサーは、取材中に「おみせん」で若い女性が殺されているのを発見する!しかもその女性は3つの神社のお守りを所持していた。
須佐は3つのお守りに導かれ、まずは、年毛神社へ向かうことに。女人禁制の地で起きた殺人事件と邪馬台国の謎解きがともに楽しめる古代史ミステリー小説。
(著者紹介)
清水 淳司
大分県出身。大分鶴舞高校を経て早稲田大学法学部卒業後、株式会社フジテレビジョン入社。バラエティ番組制作に長く携わる。美術プロデューサーやデータ放送プロデューサーなども歴任。定年後は配信アニメ「アカペラ侍」を原作・脚本・監督で制作中。